朽ちた樹々の枝の下で

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著者

真保裕一

読んだ日

1999年3月3日

徒然

 真保さんの文庫本最新作。また、分厚いです……これが。650p弱、という大作。

 今回の舞台は北海道。富良野近辺から札幌等。去年行ったところなので舞台の想像が容易につき、読みやすかった。相変わらずまじめな主人公は、今回もかなり硬派。すこし堅すぎる嫌いがあると思うんだけど、そこはそれ真保さんの作品には欠かせないんだろうと思う。

 「ホワイトアウト」が良すぎた、というのもあるだろうけど、正直言って「ホワイトアウト」には届かない。どうも主人公の動機に乏しいような気がするんだよな……。否応無し、という状況の方が、小説としては面白いと思うんだけど。でも、この人の持っているネタの多さにはビックリさせられる。今回もかなりためになる内容でした。エンターテイメントとしては面白いです。はい。

最終更新時間:2004年10月20日 20時55分15秒