朽ちた樹々の枝の下での変更点

トップ 一覧 Farm 検索 ヘルプ RSS ログイン
  • 追加された行はこのように表示されます。
  • 削除された行はこのように表示されます。
{{amazon 406264505X}}
!著者
真保裕一
!読んだ日
1999年3月3日

!徒然
 真保さんの文庫本最新作。また、分厚いです……これが。650p弱、という大作。
今回の舞台は北海道。富良野近辺から札幌等。去年行ったところなので舞台の想像が容易につき、読みやすかった。相変わらずまじめな主人公は、今回もかなり硬派。すこし堅すぎる嫌いがあると思うんだけど、そこはそれ真保さんの作品には欠かせないんだろうと思う。

 今回の舞台は北海道。富良野近辺から札幌等。去年行ったところなので舞台の想像が容易につき、読みやすかった。相変わらずまじめな主人公は、今回もかなり硬派。すこし堅すぎる嫌いがあると思うんだけど、そこはそれ真保さんの作品には欠かせないんだろうと思う。

 「ホワイトアウト」が良すぎた、というのもあるだろうけど、正直言って「ホワイトアウト」には届かない。どうも主人公の動機に乏しいような気がするんだよな……。否応無し、という状況の方が、小説としては面白いと思うんだけど。でも、この人の持っているネタの多さにはビックリさせられる。今回もかなりためになる内容でした。エンターテイメントとしては面白いです。はい。

{{category 書名,nolink}}
//「書名」のままおいてておく。
{{category 真保裕一,nolink}}