テロリストのパラソル

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著者

藤原伊織

読んだ日

1998年11月4日

徒然

1995年に乱歩賞と直木賞をダブル受賞をした時に、ハードカヴァーでとても読みたかった本。今回ついに文庫化された。

真保裕一が「堅い」イメージだとすると、こちらは「ソフト」な印象。描写もおもに人物寄りだ。それがこの話の大筋にある人間関係の描写にとても効果的。違和感なく話に引き込まれた。

とにかくおもしろい。一気に読める。けど主人公、かわいそすぎない?

最終更新時間:2004年10月22日 23時06分01秒