{{amazon 4062639777}} !著者 鷺沢萠 !読んだ日 1999年2月4日 !徒然  先日、テレビで鷺沢さんを見た。動いている映像は初めてである。鷺沢さんの著作はかなり読んでいるのだが、どんな方かと思いきや、結構イメージ通りの方だった。良かった。こういうのは嬉しいものである。  それはともかく、この作品。久々に鷺沢さんの小説を読んだ。これを書くためにすこし見返していると、なんと目次を見ただけで何とも言えないキモチに襲われた。この本には連作短編(というべきか、すこし時間軸に相違はあるが3作の主人公にはそれぞれ関係がある)が3作収録されてあるが、タイトル作である「夢を見ずにおやすみ」がとてもイイのだ。  どうしてこんなに切ないお話が書けるのだろう……。才能のある人というのは凄いものだと改めて感心した。どんなに凄いかは百聞は一見にしかず、読んでみて下さい。 {{category 書名,nolink}} //「書名」のままおいてておく。 {{category 鷺沢萠,nolink}}