盗聴

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著者

真保裕一

読んだ日

1998年10月15日

徒然

 怒濤の真保裕一作品責め第3弾。「連鎖」よりも後の作品で、中・短編集となっている。 中・短編として発表するには勿体ないくらいの内容の濃さ。背景が良くできているし、良く取材しているよなぁといつも感心させられる。けど、すこし「筋の説明」に終始しているところがないか。

 それに、面白いのは面白いのだけど、気楽に読むにはすこし重すぎる。時と場所を選んで読まなければ、「はまる」ことができなくなって目が活字の上を上滑りしがちである。

最終更新時間:2004年10月20日 20時50分18秒