{{amazon 410111501X}} !著者 福永武彦 !読んだ日 1999年7月 !徒然 池澤夏樹の本をずっと読んでいたわりに、じつは福永武彦が父親だということを全く知らなかった。恥ずかしい限りである。 なるほど、抑制の効いた文章や、若者の書き方などは、二人が親子であることを感じさせるものがある。とにかく、悲しい話だった。昔、この小説の舞台である時代には、こういうことは、ままあったのかもしれないが、お互いがお互いに正直に生きているのに、どうしても、そういうすれ違いが起こってしまうのだなと。 この作品でいっぺんにファンになってしまった。他の作品があまり手に入らないのが残念である。ぼちぼち探そう。 {{category 書名,nolink}} //「書名」のままおいてておく。 {{category 福永武彦,nolink}}