{{amazon 4101369194}} !著者 宮部みゆき !読んだ日 1998年9月10日 !徒然  久々の宮部さんだった。「幻色江戸ごよみ」は宮部さんお得意の時代物、短編集。一つ一つがバラエティに富んでいて、とても読みやすいだろう。「紅の玉」が泣かせる。お初さんシリーズに慣れてしまっていたせいか、「鬼子母火」を読むとちゃんと解明されるのかと思ってしまった。安易に片づけてないか?と思ったのはそこまでで、あとはそれで良かった。慣れってことか。  「震える岩」は久々のお初さんシリーズ。今回の右京之助の存在って何。ワトソンまでは行かないけど。最後へ伏線だとしたらそれは失敗じゃないか。「幻色江戸ごよみ」が良かっただけに、すこし弱い感は否めず。次に期待。 {{category 書名,nolink}} {{category 宮部みゆき,nolink}}