遠藤周作
2001年4月
その著名度におされて今まで読むことのできなかった作品。
読んでみると、意外と淡々としていたのに驚かされた。非道く重い内容が、淡々と描かれている。この事件がどういう顛末だったのか私も詳しくないが、それが「非常時」であったとしても、自分がその場で選択しなければならないとすれば、同じ道を歩んだかもしれない。
淡々としたその文章の行間に、その怖さを感じた。
最終更新時間:2004年10月25日 21時34分14秒
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