{{amazon 4877284923}} !著者 谷村志穂 !読んだ日 1998年12月 !徒然  うーん。少々考えてしまう。とても気分の悪い……、いや、言い換えよう。気分の悪さを「感じ」させる作品。話自体は自己肯定と自己愛に満ちた恋愛話なのだが、最後の結末でカタルシスを得てしまった。不覚にも。  この一点だけで、この本は凄いんだろうと思う。狭窄した世界……を楽しみたいなら是非。もっと自己愛と自虐に満ちた話はいっぱいあるんだけどね。けどより一般的といえばこのお話は現実味を帯びてます。 {{category 書名,nolink}} //「書名」のままおいてておく。 {{category 谷村志穂,nolink}}