伊集院静
1999年5月
短編集。伊集院さんのエッセイは読まないが、長編や短編は読むようにしている。これもまさに「伊集院ワールド」な一冊。伊集院さんの作品には男女関係が主になったものが多いが、やっぱり魅力は女性の描き方にあるような気がする。
自分が男だからだろうけど、「男性から見た女性」像というのがとても巧く書かれてある。それは「上手く」ではなく非常に「巧み」に書かれている。それがこの作品の魅力でもあるが、そこに魅力を感じなければ単なる恋愛小説だろう。どろどろしてるけど。
最終更新時間:2004年10月22日 22時56分58秒
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